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『食品ロス』って何?

食べられるのに捨てられてしまうものを『食品ロス』といいます。
家庭の「生ごみ」の3~4割は、「食べ残し」や「期限切れ」など、本当は食べることができた『食品ロス』です。

どれくらい捨てられているの?

日本の食品ロス量は約523万トン(令和3年度)に上ります。毎日、一人当たりお茶碗1杯分の食べ物を捨てていることになります。
これは、飢餓と貧困、栄養不良に苦しむ人々に援助されている食糧援助量の2倍に匹敵します。
一人ひとりが“自分ごと”としてとらえ、「もったいない」を意識して、できることから取り組む必要があります。

どんなものが捨てられているの?

家庭から出る『食品ロス』
1)食べ残し:食べきれずに捨てられたもの
2)直接廃棄:使い忘れて食べられなくしたり、消費期限が切れて捨てられたもの
3)過剰廃棄:厚くむかれた野菜の皮、ピーマンのわた・種など、食べられる部分なのに捨てられたもの

一人ひとりが意識して行動することが必要です。
”みんな”×”ちょっとした工夫”で食品ロス削減を実現しましょう!

できることから始めよう!

【家庭編】

(1)買い過ぎない!
・冷蔵庫や食品庫の中身を把握してから買い物する
・食材の使いきりをイメージして買い物する

(2)食材は使いきる!
・残っている食材から優先して使う
・野菜や果物の皮を厚くむき過ぎない
・食材によっては皮もまるごと調理する
・残りの食材を把握し、賞味期限が短い食品から調理する
・冷凍など、食品が傷みにくい保存方法を活用する

(3)作り過ぎない!
・食べきれる量を作る
・残った料理は他の料理に作り替えたり工夫して食べる
・多めにできたら知り合いに声をかけて食べてもらう

ほかにも、各家庭でできることを話し合ってみましょう!

【外食・宴会編】

キャッチフレーズは「おいしく 残さず 食べきろう!」
新しい生活様式での忘年会・新年会で「宴会5箇条」や「3010運動」を実践することで食べ残しを減らしましょう。

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1.適量注文!
 人数やメンバー、メニューをよく見て、食べきれる量を注文しよう!

2.声がけ!
 幹事さんから「おいしく 残さず 食べきろう!」の一言で宴会スタート!

3.食べきりタイム! ”3010運動”
 乾杯後の30分間と、お開き前の10分間は自分の席でしっかり食べましょう!

4.シェアしよう!
 食べきれない料理は分け合いましょう!

5.お持ち帰りで食べきろう!
 家族へのおすそ分けに!冷蔵庫で保管し、なるべく早く食べましょう!

山形県による取組み

「おいしい食べきり」全国共同キャンペーン期間です!

食品ロスを削減することを目的として、外食する機会が多い年末年始の時期に「おいしい食べ物を適量で残さず食べきる」ことを重点的に啓発するための「おいしい食べきり」キャンペーンを、全国一斉実施します!

12月~1月は外食時等の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーン期間です!

ごみゼロやまがた推進BOOK

家庭で行える、ごみ削減方法を紹介しています。

pdfファイル「ごみゼロやまがた推進BOOK」をダウンロードする(PDF:52.8MB)

環境にやさしい料理レシピコンテスト

ごみの減量につながるエコレシピのアイディアを広く募集し、「環境にやさしい料理レシピコンテスト」を開催しています。

環境にやさしい料理レシピコンテストinやまがた

もったいない山形協力店

食品ロス削減等のごみの削減に取り組む飲食店、宿泊施設、小売店・スーパーを「もったいない山形協力店」として募集・登録しています。
外食や買い物の際は、協力店をチェックして利用することで、食品ロス削減の取組みに参加することができます!

「もったいない山形協力店」をご利用ください!

「てまえどり」普及啓発キャンペーン

食品ロス削減のため、買ってすぐ食べる場合には、商品棚の“手前”に並べられている販売期限が近い商品を積極的に取っていただく「てまえどり」を推進しています。

“すぐ食べる時は商品棚の手前から取る!”
小売店・スーパー等において「てまえどり」普及啓発キャンペーン実施中!

消費者庁の取組み

食品ロス削減に向け、捨てられがちな食材・部位を用いたレシピや、多く作り過ぎた料理のリメイクレシピを公開しています。

クックパッド・消費者庁の公式キッチン