尾花沢市におけるマイクロ水力発電
2022年07月15日
平成25年度山形県市町村防災拠点再生可能エネルギー導入促進事業
山形県市町村防災拠点再生可能エネルギー導入促進事業
徳良湖マイクロ水力発電設備の概要について
1.事業目的(場所選定)
徳良湖周辺は観光スポットや市民の憩いの場としての人気が高く、年間約38万人(H24年度)が訪れる観光地です。また、徳良湖周辺の施設については、指定避難所となっている「花笠の湯」をはじめ、周辺の駐車場が「一般避難所」に指定されているなど、防災面でも重要なエリアとなっています。本事業では、一般避難所となっている「子供広場駐車場」の防災機能強化と、指定避難所「花笠の湯」への避難誘導を目的として、非常用コンセント、LED街路灯、蓄電池を設置しました。
2.発電方法(マイクロ水力発電)
豪雪地である当市においては、太陽光発電等よりも、年間を通じて安定した電力を確保できると見込まれることから、徳良湖の水資源を活用したマイクロ水力発電設備(サイフォン方式取水)を設置しました。
3.導入設備概要
設 備 |
数 量 |
規 格 |
備 考 |
導水管 |
約67m |
ステンレス製 |
サイフォン方式取水 |
マイクロ水力発電装置 |
1式 |
最大発電出力 |
想定落差:約4.6m~7.2m |
蓄電池 |
1式 |
蓄電容量 |
鉛電池 |
LED街路灯 |
3基 |
光束(明るさ) |
消費電力:1基当り100W程度 |
非常用コンセント |
5箇所 |
単相100V |
LED街路灯一体型:3箇所 |