ニュース特急便 2020年10月 (3)
北村山高校で地元企業の技術体験
10月22日北村山高校で、地元尾花沢のFA機器・電子応用機器製造業者のオプテックス工業(株)を講師に招き、プログラミング体験授業が行われました。
【地元企業によるプログラミング・ロボット操作の体験授業開催】
この日は北村山高校の1年生が、プログラミングやドローンなどのロボット操作の体験授業を受けました。
オプテックス工業は国内外に拠点を持ち、主に自動車関連工場向けの自動化・省力化(Factory Automation)装置を設計から製造まで一貫生産している会社です。装置を動かすために必要なソフト開発の過程には、プログラミング技術が欠かせません。
今回は、オプテックス工業の従業員が講師となり、プログラミングを体験。パソコンで「スクラッチ」という無料のプログラミング環境を使用して画面内で動くキャラクターを作成しました。
また、ドローンや精密小型ロボットの操縦も体験。ドローンと小型ロボットには小型カメラがついていて、生徒たちはスマートフォンに映るカメラの映像を見ながら、ボタンで動きを操作。慣れるまで操作が難しいようでしたが、前後左右と小回りの効く機械の動きを楽しみながら学習しました。
【生徒たちの将来を考える糧に】
今回の体験授業では、生徒たちは社会で益々需要が高まるプログラミング技術を生き生きと真剣な表情で学んでいました。この授業を通して、新たな技術に触れることはもちろん、地元尾花沢で生まれた技術が世界を駆ける「モノづくり企業」の存在することを知る貴重な機会となりました。生徒たちの将来を考える一端になったのではないでしょうか。
みちのく村山農業協同組合 共済事業
市にカーブミラーを寄贈
10月21日、みちのく村山農業協同組合の折原敬一組合長らが菅根市長を訪問し、カーブミラー6基を寄贈してくださいました。
同組合では、交通事故の防止対策として、昭和48年からカーブミラーの寄贈を毎年続けており、これまで本市へ寄贈していただいた数は計368基となりました。各地区の視界の悪い交差点へ設置されるほか、老朽化した箇所の更新に活用させていただきます。ありがとうございました。
美味しいどぶろくの季節がやって来た!
「花笠みぞれ」仕込み作業
(株)尾花沢市ふるさと振興公社で造られている「おばねのどぶろく 花笠みぞれ」が今年も仕込みの時季を迎えました。
10月16日、市内鶴子地区にある「森のめぐみ」で仕込み作業が行われました。蒸かした米をほぐしながら冷ました後、水と一緒にタンクに入れて約1カ月寝かせて発酵させます。米ははえぬき、仕込みの水はトルマリン水、寝かせている間中ずっとモーツアルトの曲を聴かせているというこだわりの一品。発酵中も毎日かくはん作業を行い、天候や気温の変化に注意して温度管理します。
「花笠みぞれ」の特徴は、甘みがありながらもさっぱりまろやかな味わい。昨年岐阜県で行われた第14回全国どぶろく研究大会では「淡麗の部」で最優秀賞を受賞しています。
12月4日には今年の仕上がりを味わうイベントを企画していますので、参加してみてはいかがでしょうか。
【花笠みぞれ新酒発表会】
■開催日/令和2年12月4日(金)
■時間/午後6時~
■場所/花笠高原荘(尾花沢市大字鶴子1300-27)
■参加費/4,000円(食事付き)
■定員/40名程度
※尾花沢市役所から送迎バスも利用いただけます。
■問い合わせ先/花笠高原荘 TEL0237-28-2121
おーばん琴の森 元気森もりこども塾
落ち葉と木の実で万華鏡を作ったよ
市と(株)おーばんと山形県が協定を結び管理している長根山のおーばん琴の森で「おーばん琴の森 元気森もりこども塾」が今年も開催され、宮沢小と尾花沢小の児童延べ140人が参加しました。児童たちは、万華鏡を手作りし、森の散策をスタート。白い斑点のついたキノコ、料理に使われる山椒、赤い木の実などを万華鏡に入れてのぞき込みました。終了後は各家庭に持ち帰り家族と一緒に活動を振り返ったことでしょう。